イージースリップは型抜きした後に色々加工できるので、顔面(かおめん) を ベースに鬼の面を作ってみた実験録。
※イージースリップは現在「モデリング・キャスト」に名称が変わっています。
汚れないように新聞紙で床を養生して石膏型にイージースリップを流し込みます。
石膏型からパコッと取り出した。 石膏型が乾燥していたせいか思ったより硬くなってて焦る(+_+;)
型の出来が悪いので修正箇所いっぱいなんです。 硬くなってるぶん早回しで整形作業にとりかかります!
粘土ベラと水で濡らした筆で整形中。 水分が抜けてパテ状になったイージースリップは盛ったりなんだり修正に大活躍なのです。
凹みタイプの描き目にしてみました。 粘土ベラで虹彩部分をカリカリ彫って、瞳孔は尖ったやつでグサーっと穴開け。
鬼のツノを粘土状まで水分が抜けていたイージースリップで整形してみる。 初めての試みなのでこれでいいのかどうかは不明だが続行。
翌日、ほぼ乾燥した状態になったので、水で濡らしながらラドールで整形。 イージースリップとの境目は一目瞭然で不気味な感じになってます。 堅さも違うのでヤスリかけするとラドールの方ばっかり削れてきて困る。
ヤスリがけしたあとで、リキテックスのクリアジェッソを塗り重ねまくった状態。 クリアジェッソは初めて使うのでここからどうなるか未知の世界。 ドールフェイシーのつや消しクリアと違ってザラザラ感があります。 筆ムラのせいか和紙っぽくみえる気がする。
リキテックスの青系を薄めて全体に塗り。ムラムラです。
青が乾いたら、赤系を薄くといて塗り。ムラムラです。
オメメを虹彩っぽい感じで塗り。
薄く溶いた白を塗り重ね、随分厚塗りになってしまった! この辺りは加減が重要です。
オメメを更に描き込み。 艶出しにグロスポリマーメディウムを表面に塗り。
表面保護に目と唇以外にマットバーニッシュを塗り。 マットと言いながら塗りたてがこんなにテッカテカだと不安になります。 アワアワ。
一日放置後。ちゃんとマットになってました☆
寄り。
パステルで少しメイク。…ちょいやり過ぎたかな。加減がむずかしいです。